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こんにちは。相模原市南区東林間にある歯医者カジノ歯科医院です。
「インプラントって気になるけど、実際どうなの?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
今回は、「インプラント治療の基本情報」「治療期間」「医療費控除や確定申告の知識」そして信頼できる歯医者の選び方まで、インプラントに関する疑問を一つずつ解消していきます。
インプラントとは、むし歯や歯周病、事故などで歯を失ってしまった際に、その歯の代わりとなる人工の歯根(しこん)を顎(あご)の骨に埋め込み、その上に人工の歯(上部構造・じょうぶこうぞう)を取り付ける歯科治療です。「人工歯根」「インプラント治療」「失った歯を取り戻す方法」などのキーワードで検索されることが多いこの治療法は、見た目が自然でしっかり噛めるのが大きな特徴です。
従来の入れ歯やブリッジと違い、周囲の歯に負担をかけず、自分の歯のように違和感なく使えるので、年々インプラント治療を希望する患者さんが増えています。
インプラントの治療期間は、患者さんのお口のなかの状態や治療方針によって異なりますが、一般的には以下のような流れで進行します。
1、カウンセリング・検査(1〜2週間)
CT撮影や口腔内検査、全身状態の確認などを行い、治療計画を立てます。
2、一次手術(インプラント埋入(まいにゅう)手術)
局所麻酔(きょくしょますい)のもと、チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込みます。この後、骨とインプラントが結合するのを待つ「治癒期間」が必要です。
3、治癒期間(2〜6ヶ月)
骨の状態によって治癒する期間は異なりますが、この間に骨とインプラントがしっかりと結合(骨とインプラントがくっつく)していきます。
4、二次手術・上部構造の装着
インプラントにアバットメント(連結部・土台になるもの)を取り付け、上に人工の歯を被せます。
※インプラントの全体の治療期間は、短い場合で3ヶ月、長い場合では1年程度かかる場合もあります。
インプラント治療は自由診療になるので、1本あたりの費用も高額になります。
そこで患者さんの費用面での負担を軽減する為にも知っておきたいのが、「医療費控除」と「確定申告」です。
年間10万円以上(あるいは所得の5%以上)の医療費を支払った場合、確定申告を行うことで一定の金額が税金から控除されます。インプラント治療も対象になる場合が多く、例えば以下のような費用が控除対象になります。
☑️インプラント手術代
☑️上部構造(人工歯)の費用
☑️通院にかかった交通費(公共交通機関)
ただし、美容目的の場合や、医師の診断書がないケースでは対象外となる場合があるので、事前に確認が必要です。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1128.htm
インプラントは外科手術を伴う高度な治療です。歯医者の選び方次第で、治療の成功率や仕上がり、アフターケアの質が大きく変わるので、以下のポイントを参考にしてください。
1、インプラント手術の経験や実績が豊富な歯科医師を選ぶ
インプラント治療には、専門的な技術と知識が求められます。
2、しっかりとしたカウンセリングと説明がある
リスクやメリット、治療の選択肢を丁寧に説明してくれる歯科医師は、患者さんのことを考えてくれていると思います。患者さんの疑問に対してしっかり回答してくれるかを確認しましょう。
3、CTやインプラント手術を安全に行う為に必要な機器が揃っている
精密な診断には、CTやシミュレーションソフトなどの最新機器が欠かせません。設備が整っているかも、医院選びの重要なポイントです。
4、アフターケアの体制が整っている
インプラントは治療後のメインテナンスも非常に重要です。定期的な検診やクリーニングのサポート体制が整っているのかをチェックしましょう。
インプラント治療は、失った歯を自然な形で取り戻せたり、患者さんの歯の機能(噛み合わせや滑舌など)を改善したりすることのできる優れた治療法です。しかし、治療期間や費用、医療費控除などについても十分な理解が必要です。また、信頼できる歯医者を選ぶことが、満足のいく結果を得るための第一歩だと思います。
インプラントについて「実際どうなの?」と疑問を感じていた方も、この記事を通して少しでも不安を解消できたなら幸いです。
いつでもご相談ください。